先日、お仕事で「アプライアンスってなに?」って質問されて答えたことは答えたけどぼんやりした回答だったから改めて調べなおしました。
アプライアンスとは?
以下のページなんかは自分の思っていたアプライアンスの定義でした。
一般的に「アプライアンス」とは、「器具」や「家具」や「電化製品」など全般を指す用語だが、特にIT用語としては、「特定の用途で使われるように最適化された機械や器具(コンピュータ)」のことを指す。つまり、「アプライアンスサーバ」と言ったときには、特定の用途向けに設計、開発されたサーバのことである。
上の記事中にも出てきていますけど、ロードバランサとかSWとか。
そういう、ソフトウェアでも出来るけど、単体のハードウェアを使ってサーバとして特化して使いやすくまとめたものを"アプライアンス製品"っていうのかと思っています。
そしてその考え方も間違ってはいないようです。
しかし、自分の中での"アプライアンス"という言葉がぼんやりしています。vCenter Server Applianceの登場することによって・・・・
vCenter Server Applianceとは?
vCenter Serverとは、VMwareが提供しているESXiホストを管理するための管理サーバのこと。 vCenter Serverの提供方法が2種類あります。
ひとつはアプリケーションとしての提供方法。インストールして、使うって感じですね。 もうひとつが、仮想マシンイメージとして提供される方法。
その仮想マシンイメージとして提供されるものが「vCenter Server Appliance」という名前です。
vCenter Server Applianceの説明、vCenter Serverとの違いは以下のサイトがすごくわかりやすかったです。
仮想マシンとして提供されるのにアプライアンスって呼ぶの!?専用のハードはないの?
と意味わからない思考に陥りました。
現に、 「今回はvCenter Server Appliance版を導入しようと思います」 といわれて、 「新しいハードを買うっていうことですか?」 って質問を返してしまいましたからねww恥ずかしい・・・・
自分の中ではアプライアンス=ハードウェア製品という図式が成り立っていたが故に、ハードウェアじゃないのに、アプライアンスという名称がついていることに違和感を感じたんでしょうね。
重要なのは"特定の用途向けに設計、開発されたもの"というところ。 vCenter Server Applianceについて言えば、仮想環境上で最適に動くように作られたものってことなんですかね。
非常に勉強になった。
まとめ
vCenter Server Applianceっていう名称も、vCenter Server for VMとかでもよかったんじゃないかとか思ったり。 「for VM」ってよく使われますよね。この前、ロードバランサのことを調べていたときによく見かけたし。 でもまぁ、自分の中での知識をちょっと修正できてよかった。技術者の人と話していてこういう言葉を知らないと本当、適当にあしらうからなー。逆を言えば、この辺を知って、会話に混ぜるとどんどんテンション上がってくることもしばしば。
VMware関連はもっと勉強しないと。みんな、どうやって勉強しているんだろう?オススメの勉強方法があったらぜひブコメなりTwitterなり記事言及なりでお知らせしてもらうと小躍りして喜びます。