さてさて。前回プロジェクトをBacklog APIを使って一括で作りました。
課題を一括登録をやってみようと思います。
これもBacklog APIで・・・・と思ったのですが、ショーケースとか問い合わせを見ていたら公式がツールを紹介していました。
http://feedback.backlog.jp/forums/140671-backlog-への要望-問題の報告/suggestions/2519887-課題を一括アップロード
上記より引用。
コメントにも頂いておりますとおり、以下をご利用頂くとGoogleドキュメント(スプレッドシート)を基に、Backlogへ課題を一括登録することができます。
[ backlog-template-issue-gas ]
https://github.com/ikikko/backlog-template-issue-gas/wikiこちらのご利用をご検討頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お、おう・・・・って感じではありますが、課題を一括登録する手段があるのであれば、それを使ってみようかと思います。
GASとはGoogleAppsScriptのこと
ここでとりあえずGASの説明を簡単に。
GASとはGoogle Apps Scriptの頭文字をとったもので、Googleが提供するサービスをスクリプトを実行することで操作することができます。
このサイトでもGASを使った例はいくつか紹介していますね。
とりわけ閲覧されているのがGmailを操作したときの記事。
今回は、このGAS(厳密にはスプレッドシート)を使って、Backlogに一括で課題を登録することになります。
インストール、実行方法
イメージとしては、Excelのような表計算ソフトのスプレッドシートに課題一覧のリストを作って、それをスクリプトでBacklogに流し込むってイメージです。
へたくそな図を描くとこんな感じ。
ツールとしては「backlog-template-issue-gas」を利用します。
毎度思いますが、本当有志の方感謝です。っていうか作ったのってヌーラボの中の人らしい・・・・ありがとうございます!
ダウンロードも含めて本家のWikiが詳しく書いてありますので、こちらを参考にインストール、実行します。
Wikiに書いてある通りやれば問題ありませんでした。
とても参考になったページ
インストールなどは本家Wikiを参考にするのがいいのですが、実際の使い方については本家だと情報が不足しています。例えば親課題と子課題の設定方法とか、優先度のIDはどれがどれなのか・・・とか。
で、個人的にすごく参考になったページがSINAPさんのページ。
簡単!Backlogの課題一括登録の解説【親課題も一括設定】 | ブログ | SINAP - 株式会社シナップ
シートの一つずつの説明もすごく丁寧に書いてあるし、特に、親課題/子課題の設定方法はとても参考になりました。
本家Wikiと上記ページを見れば作業できるかと思いますので参考にしてみてください。
最後に
外部ツールを使うことで、課題の一括登録を行いました。
Backlog APIを使ってやっても当然できるんだろうけど、UI的にスプレッドシートに記載してその情報を投稿のほうが見やすいからAPI使うよりかGAS使ったほうがお好みです。
課題の一括インポートについては標準機能とかであってもいいと思うんだけどなー。ユーザ登録は一括登録あるのに。
ユーザ一括インポートと同じように参考になるcsvを準備して置いてそれをベースにやればいいのに。ヌーラボさん!ぜひとも標準機能として搭載を!!
Backlog関連の記事では全部に記載しているこの本「コンサル一年目が学ぶこと」
こういう課題管理に役立つという考え方・・・・具体的には課題の分け方。どれを親にして、どの子を関連付けるか。その辺の作業の分解の仕方がとても参考になる本ですのでぜひおすすめです。
感銘を受けた内容として「相手の期待を超え続けることがビジネスの基本」であるとコンサルタントの人達は考えているそうです。
その考え方、ぜひとも自分の根底に刻み込んでいきたいと思います。