ここ数日プロジェクト管理絡みの記事を続いて書いています。
今日もプロジェクト管理用ツールの話題の続きで。
Backlogでの一番のメリットと感じているAPI公開。
APIを使うことでCLIでBacklogのスペースを操作することができるようになります。
同じような操作とかはGUIでやるのは大変なので、そういうルーチンワーク的なものはCLIでやりたいですよね。
ということで今日はBacklog APIを使うのに必要な情報をまとめておきます。
概要
やろうとしていることはRubyスクリプトを使ってプロジェクトを作ろうと思います。
なので
- Gemのインストール
- backlog_kitの使い方を確認
- API Keyを発行
の順番でやっていきます。
Gemのインストール
BacklogをRubyで使う場合は backlog_kit
を使います。
gemでインストールしてもいいですが、bundlerで管理するようにしたいので、Gemfileを作って以下の内容を記載します。
gem 'backlog_kit'
そして bundle install --path vendor/bundle
でインストールします。
yatta472:~/workspace $ bundle install --path vendor/bundle Fetching gem metadata from https://rubygems.org/.......... Fetching version metadata from https://rubygems.org/.. Fetching dependency metadata from https://rubygems.org/. Resolving dependencies... Installing rake 12.0.0 Installing i18n 0.8.0 : : Installing backlog_kit 0.13.0 : : Bundle complete! 13 Gemfile dependencies, 60 gems now installed. Bundled gems are installed into ./vendor/bundle. yatta472:~/workspace $
うん。はいった。
backlog_kitの使い方を確認
インストールしたGemの使い方を確認。Githubのページにも基本的なことは書いてあるのでそちらをまずは確認。
それ以上のことをやろうと思った場合はGemのドキュメントを確認したほうがいいので、backlog_kitの使い方はドキュメントを確認します。
File: README — Documentation for backlog_kit (0.19.0)
よく使うのはClient
なので、Client
を確認するのがいいと思います。
API Keyを発行
やり方はこちら。
http://www.backlog.jp/help/usersguide/personal-settings/userguide2378.htmlwww.backlog.jp
各ユーザごとにAPIキーが発行できるんですね。AWSみたい。
発行したAPIキーはこのような形で使うことになります。
client = BacklogKit::Client.new( space_id: 'emsk', api_key: '1234567890abcdefghij1234567890abcdefghij1234567890abcdefghij1234' )
(参考:Githubページ )
ここまでで準備としては完了。あとはコードを書くだけです。
次回ははコードを書きます
だんだんプログラミングの色が強くなってきましたね。
Ruby経由でAPIをたたいて操作ができるようになったので、次回は実際にコードを書いてBacklog API経由でプロジェクトを作ってみようと思います。
Backlogでプロジェクトを作って、課題を管理していくのだけれど、その際にも若干設計というものが必要になるかと思います。
どの単位でプロジェクトにするか、それとも課題にするか、カテゴリーはどういうものを準備して、マイルストーンをどういう扱いにするのか。その辺も作業を分解して考えていく必要があるかなと思います。
その辺はやっぱりプロジェクト管理の知識が必要になりますよね。
そんな時におすすめな本が「コンサル一年目が学ぶこと」。
題名はコンサルになっているけど、仕事をする上での必要な知識が存分に入っているので、プロジェクト管理にも必ずや役に立つ本だと思います。