Eclipseで特定のGitブランチだけをcloneしたい場合、EGit(Git integration for Eclipse)を使えばGUI操作で完結できます。
この記事では、GitLab上のリポジトリから特定ブランチのみを選んでEclipseにcloneする手順をスクリーンショット付きで解説します。
この記事でわかること
- EclipseからGitリポジトリにcloneする基本手順
- 複数ブランチの中から特定のブランチだけを選んでcloneする方法
- cloneしたプロジェクトをEclipseのプロジェクト・エクスプローラーにインポートするまでの流れ
前提条件
- Eclipse(EGit プラグイン導入済み)
- 今回は Pleiades All in One の Eclipse 4.8 Photon を使用
Git integration for Eclipseプラグインが入っていれば OK
- GitLab または GitHub 上にリモートリポジトリとブランチが作成済み
Eclipseに入っているプラグインの例:

Gitリポジトリの準備
今回は GitLab.com 上にリポジトリとブランチを用意します(GitHub でも手順は同じです)。
リポジトリの作成
右上の「+」から New project を選択。

Private なリポジトリとして Create project をクリック。

特定ブランチの作成
master ブランチのみの状態から、base-branch という名前のブランチを追加します。
サイドメニューの「Repository」→「Branches」→「New branch」をクリック。

名前を「base-branch」として「Create branch」をクリック。

これで master と base-branch の 2 ブランチがある状態になりました。

base-branch の README.md を少し変更しておきます(cloneできたか確認用)。

EclipseでGitブランチをcloneする手順
1. インポート画面を開く
Eclipseのメニューから「ファイル」→「インポート」をクリック。

2. Gitからプロジェクトを選択
「Git」→「Gitからプロジェクト」を選択して「次へ」。

3. クローン URI を選択
「クローン URI」を選択して「次へ」。

4. リポジトリの接続情報を設定
接続先のGitリポジトリ情報を入力します。

| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| URI | ホスト・リポジトリパスを入力すると自動生成されるので入力不要 |
| ホスト | GitLab の URL+アカウント名 |
| リポジトリー・パス | プロジェクト名 |
| プロトコル | https(SSH も可) |
| ユーザ | GitLab のユーザ名 |
| パスワード | GitLab のパスワード |
入力できたら「次へ」。
5. cloneするブランチを選択
GitLab のリポジトリにアクセスしてブランチ一覧が表示されます。

ここが重要:cloneしたいブランチ(今回は base-branch)だけにチェックを入れて「次へ」。チェックを外せば、取得するブランチを特定のものだけに絞り込めます。
6. ローカルの保存先を指定
ローカル PC のどこにリポジトリを保存するかを指定して「次へ」。

※この画面は「Gitリポジトリとしての保存場所」の設定です。次のステップでEclipseプロジェクトへのインポートを別途行います。
7. Eclipseプロジェクトにインポート
「一般的なプロジェクトとしてインポート」を選択して「次へ」。

プロジェクト名はそのままで「完了」をクリック。

8. 完了確認
プロジェクト・エクスプローラーにプロジェクトが表示されれば完了です。

README.md を開いて、base-branch の内容が取得できているか確認できます。

まとめ
Eclipseで特定のGitブランチをcloneする手順をまとめます。
- ファイル → インポート → Git → Gitからプロジェクト
- クローン URI を選択
- リポジトリの接続情報(ホスト・ユーザ・パスワード)を入力
- cloneしたいブランチだけにチェックを入れる(ここがポイント)
- ローカル保存先を指定
- 一般的なプロジェクトとしてインポートして完了
EGit を使えば、コマンドライン不要でGUIだけで特定ブランチのcloneが完結します。
