VirtualBox上にCoreOSをインストールして、TeraTermからSSHで接続して使っているのですが、DHCPで適当にふるとIPがコロコロ変わる場合があるので固定IPにしようと思います。
前提
作成したネットワークIFは2つ。
一つはNAT、もう一つはホストオンリーアダプタです。
このホストオンリーアダプタのほうを固定IPにして、sshで接続できるようにしようと思います。
やり方
既存設定の確認
DHCPで振られたIPのままでとりあえずアクセスして、 route -n
でルートを確認。
yatta47@coreos-dev ~ $ route -n Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface 0.0.0.0 10.0.2.2 0.0.0.0 UG 1024 0 0 enp0s3 10.0.2.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 enp0s3 10.0.2.2 0.0.0.0 255.255.255.255 UH 1024 0 0 enp0s3 192.168.99.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 enp0s8 yatta47@coreos-dev ~ $
enp0s3がNATに設定したアダプタ、enp0s8がホストオンリーアダプタ。
GatewayはNATのインタフェースを使っている様子なので、それを設定します。
ifconfigで詳細を見てもいいかと思います。
設定ファイルを作成
個人的にはまったのがこの設定。特にGatewayの設定。どこを設定すればいいのかあいまいだったが、よくよく考えれば当然という結果に。
cloud-config.ymlででも設定できるそうですが、今回はファイルを使って設定しました。
/etc/systemd/network
に static.network
というファイルを作成して、以下の内容を記載します。
[Match] Name=enp0s8 [Network] Address=192.168.99.101/24 Gateway=10.0.2.2 DNS=8.8.8.8
固定IPにしたいインタフェースの名前、アドレスはサブネットも含めた形で記載。(上記例では192.168.99.101に設定)
GatewayはNATインタフェースのGatewayを設定。
設定したらreboot。
これで固定IPにすることができました。
最後に
微妙にはまった。今回はファイルを作成したけど、cloud-config.ymlのやり方もどこかで試したいな~。
最近、このルーティングの本を読んでいます。
ルーティング&スイッチング標準ハンドブック 一番大切な知識と技術が身につく
何となくで過ごしてきたBGPの仕組みとか明確に書いてあって非常にいい買い物だった。
参考にしたサイトはこちら。
http://qiita.com/s_ikezawa/items/372db5a253a375b7a6c1
CoreOSをVirtualBoxに手動でセットアップしたらめんどくさかった - ' OR title = 'tasuten''s blog' --