/var/www/yatta47.log

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やったのログ置場です。スクラップみたいな短編が多いかと。

Claude Codeを使い込んで気づいた、知らないと損する機能たち

Claude Code、日常的に使っています。

でもQiitaで「知らないと損する隠しコマンド・時短術 20選」を読んで、知らなかった機能がたくさんあって少し焦りました。

qiita.com

「知らないコマンドばっかりだった」というコメントが並んでいて、自分だけじゃないんだと少し安心しつつ。

アップデートサイクルが速すぎて、ドキュメントを追い切れていない人が多いんだと思います。

自分もそのひとりです。

その中から「これは知らないと損だった」と感じた機能を、使い所のイメージとともに整理しておきます。

/btw — 作業を止めずにサイドクエスチョン

一番「なんでこれ知らなかったんだ」と思ったコマンドです。

作業中に「ちょっとこのAPIの仕様確認したい」みたいなことがあります。

普通にメッセージを送ると、Claude側のコンテキストに割り込んでしまって、進行中の作業が乱れる感覚があります。

/btw を使うと、作業を中断せずにサイドクエスチョンを投げられます。一時的なエージェントがオーバーレイで回答するので、メインの会話履歴が汚れません。

プロンプトキャッシュが再利用されるのでコストも抑えられます。

コードを書いてもらっている最中に「ちなみにこのライブラリ、別の場所でも使えますか」みたいな軽い確認に向いています。

ただし /btw スレッド内でのフォローアップはできず、ツールの実行もできません。あくまで「ちょっと聞きたい」専用です。

Claude Code 2.1.72以降で使えます。

Esc × 2回 — チェックポイントを打つ

これも知らなかった。かなり便利です。

大きなリファクタリングや実験的な変更の前に Esc を2回押しておくと、そこがチェックポイントになります。

「やっぱりやり直したい」というときに、その時点まで戻れます。コードも会話も一緒に巻き戻せる。

「Summarize from here」を使えば、途中から会話を圧縮して続けることもできます。長い作業セッションで「しまった、3ステップ前の状態に戻りたい」という場面、Claude Codeを使っていると割とあります。

そのためのセーフネットになります。

Shift+Tab — モードをサイクル切替

Shift+Tab で Normal Mode → Auto-Accept → Plan Mode をサイクルで切り替えられます。

現在のモードはステータスバーに表示されます。

Plan Modeに入れたつもりで、実際はNormal Modeのまま作業してしまうことがあります。

このコマンドを知っておくと、キーボードだけでモードを確認・切替できます。

ultrathink / opusplan — 思考深度とコストの調整

ultrathink はプロンプトに書くだけで推論深度が最大になります。Opus 4.6とSonnet 4.6限定です。

複雑な設計や、複数の選択肢から最善を選ぶような場面に使います。「ちゃんと考えてほしい」というときに。

opusplan は計画フェーズをOpusで実行して、実装はSonnetに切り替える機能です。

設計は賢い方がいい、でも実装の繰り返し作業にOpusを使うのはコストがかかる、という使い分けを自動でやってくれます。

コスト対品質のバランスを手動で調整している人には刺さると思います。

/batch + worktree — 並列エージェント実行

これはまだ本格的に使っていないですが、刺さりそうな機能です。

/batch で大規模変更を独立したタスクに分解して、Git worktreeで隔離した並列エージェントが処理します。5〜30タスクを同時進行できます。

--worktree フラグを使うと、変更がなければ自動クリーンアップされます。

ログ出力の統一、エラーハンドリングの一括修正、テストの一斉追加みたいな「同じパターンを複数ファイルに適用」という作業に合いそうです。worktreeで隔離されているので、メインブランチへの影響なしに実験できます。

ヘッドレスモード — CI/CDへの統合

--json-schema--max-budget-usd--max-turns のフラグを組み合わせると、CI/CDパイプラインへの統合ができます。

コスト上限付きの自動レビュースクリプトとか、定期的なコード品質チェックとか、そういう用途に使えます。

/loop はインターバル指定(/loop 5m /test のように s/m/h/d 単位)のポーリング機能です。cron式(0 * * * *)ではありません。

最大3日で自動失効する制約があるので、systemd timerやcronの代替にはなりません。「テストが通るまで5分ごとに再試行」みたいなセッション内の繰り返し実行に向いています。

使ってみて感じたこと

知っていて損な機能は一つもなかったです。

Esc × 2回 のチェックポイントは今すぐ使える。大きな変更の前に「一応ここで保存しておこう」という感覚で打てます。

/btw は地味に便利で、コンテキストを汚さずに確認できる。細かい確認のたびに新しいメッセージを送らなくて済みます。

/batch はまだ試していないですが、30タスク並列という話は、規模が大きいリファクタリングのときに思い出すと思います。Claude Codeはアップデートが速い。

ドキュメントを定期的に流し読みするだけでも、「あ、こんな機能追加されてたんだ」という発見があるんだと思います。

docs.anthropic.com